毎年この季節になると数量限定発売される「サクラビール」ですが、今年も早速飲んでみました。
大正~昭和初期まで日本のみならず世界でも人気を博したビールです。
全盛期には国内で第3位のシェアだったとか。
どんなビール?
本商品は、1912年(明治45年)に九州で創業した帝国麦酒(株)が1913年(大正2年)に竣工した九州初のビール工場で製造を開始し、アジア各地にも輸出されて世界で親しまれた「サクラビール」を、当社醸造者が当時の文献を読み込んで現代のお客様の嗜好に合わせてアレンジしたビールです。パッケージには、発売当時のラベルと現代風アレンジであることが分かるように『世界で親しまれたビールが現代に、生まれ変わる。』という説明コピーをデザインしています。
1942年(昭和17年)ごろまで「サクラビール」を製造していた工場は、当社の前身である大日本麦酒(株)が1943年(昭和18年)に継承し、その後2000年(平成12年)まで87年にわたりビール製造の歴史を繋いできました。
現在は“門司赤煉瓦プレイス”として、ビール文化や歴史を発信し続けています。
公式サイトより
味の感想
当時のキャッチコピーは「糖度高く、芳醇なる香味。淡い琥珀色にて色沢鮮麗」だったとか。
確かに一般的なピルスナーと比べると赤味が強く、苦みよりも甘みを感じます。
下面発酵のラガービールなのですが、どこか上面発酵のアルトビールのような雰囲気もあります。
現代版はレシピを変えているようですが、「当時はもっと甘かったのかな?」とも思ったり。
やはり限定ビールなので、かなり好き嫌いが分かれそうな味です。
万人受けするようなビールなら、通年でレギュラー販売しますよね^^;
コストパフォーマンス
私はコンビニで購入したのですが、350mlで税込230円と通常のビールより1割程度高い価格になっていました。
おそらくスーパー等でもそうだと思いますが、限定商品ということを考えると許容範囲内の値付けかなと思います。
まとめ
桜の季節に合わせて毎年この時期に限定発売される「サクラビール」は、春よりも冬に合う味わいのビールでした。
暦は立春でも、まだまだ寒いので飲むなら今がピッタリかもしれません。
花見の頃にはもう売ってないのかな?
ちなみに門司港レトロビールさんでもサクラビールを製造しているようですが、こちらの方がオリジナルに近いかもしれません。
- 香り 7点
- 苦味 7点
- コク 8点
- キレ 6点
- コスパ 7点
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